「これもいずれ、赤く変わるわ」

ブログタイトルに意味はない

御池万夜様は、いいぞ

※この記事は信者による万夜様のダイマ記事です。

※原作小説(講談社文庫版)・舞台『暁乃刻』(以下、「『暁』」・映画 外伝『極夜 –Polar night-』(以下、「『極夜』」)のネタバレを多分に含みます

※9月24日に千秋楽を迎えた舞台『悠久乃刻』(以下、「『悠久』」)のネタバレはしていません

 

 「御池 万夜(みいけ まよ)」(以下、「万夜様」)とは高殿円先生著の小説を原作とし、舞台・映画・ドラマで展開している『メサイア』シリーズ(MESSIAH PROJECT -メサイア・プロジェクト-)登場人物の一人である。

 『メサイア』シリーズの展開・世界観については他の方が紹介しているものがよっぽどわかりやすいと思うので『メサイア』シリーズ自体を知らない方は、以下にいくつかURLを貼りますのでまずはそちらを参照してください。(どれか一つに目を通していただければ充分だと思います)

 

genkinaotaku.hatenablog.com

togetter.com

 

bonbonnikunikuoniku.hatenablog.com


 

 

 

 『メサイア』には数多くの魅力的な登場人物がいる。その中で一番好きというか、気になって仕方ないのが万夜様なのだ。私は『極夜』からメサイアを追いかけ出した人間なので、『極夜』以前に卒業してしまった登場人物をちゃんとは知らないというのもあるのかもしれない。他の登場人物を知っていれば、万夜様にここまで引き込まれることもなかったのかもしれない。

 

 

 ……。

 

 深いことを考える必要はない。

 私はとにかく万夜様がいいと感じているのだ。だからダイマ記事を書いてるのだ。

 時期的に今が一番いいタイミングだと思うし。 

 

 この記事は万夜様のダイマ記事だけど、別に万夜様があなたのツボに入らずともかまわないのだ。ここをきっかけに『メサイア』が気になって原作小説でも配信されてる舞台作品でもレンタルできる(らしい)映画作品でも目を通してくれればいい。そして『メサイア』に嵌ってくれたら良し。万夜様沼に落ちてくれれば尚良し。  

 

 では万夜様宣伝パートに入ります。

 

 ①お名前

 記事の冒頭にも書いたが「御池 万夜」が万夜様のお名前である。綺麗な響きと漢字ではないか……。「万の夜」と書いて、「まよ」。可愛らしい。万夜様は男性なのだけれど、このお名前でどこか中性的な雰囲気を漂わせている。字面だけで沼へ近付く一歩を踏ませそうだ。実際私は名前だけを見た段階で引き寄せられていた。なんて恐ろしい。この名前を思いついたのは原作者高殿先生なのかそれとも違う方なのかはわからないけれど万夜様にこんな素敵な名前を与えてくださってありがとうございますとお伝えしたい。勿論お名前以外にも魅力はあるのだが(後述)、本格的に信者の道を歩み出してからはこのお名前の威力も相まって「御池万夜」という文字が「尊い…」と感じるようになった。

 名前が魅力的なキャラは総じていい。小説漫画アニメといろいろ見てきて私はそんな法則を見出した。万夜様はいいぞ。 

 

 ②経歴・能力

 ざっくり説明すると「山中に本拠地を構える新興宗教団体で生まれながらのご神体様」。「万夜様」と呼ばれる理由、万夜様好きが自らのことを「信者」と名乗る理由はここが少し関係している。「ご神体様」の肩書はお飾りかと思いきや、実はどうも特別な能力(人間離れした能力でも、頻繁に使用されるものでもないので作中では「普通」と思ってくれて構わない程度)をお持ちらしい。経歴・能力どちらも、まだ全貌も詳細も判明していない。ミステリアス万夜様。台詞からの考察が捗ってしまう。万夜様は何が見え、何が出来、「ご神体様」であった頃は何をしていたのか……原作小説や今までの舞台作品で垣間見えたものから察するに、…まあ、その、………端的に表現して「闇」……。

 でもこの闇も正直魅力の一つだと思っている……とにかく万夜様の出演作を観てほしい。大丈夫、万夜様はまだ三作品(『暁』『極夜』『悠久』)しか出演されてないぞ! (次回作まだ発表ないけど)まだ充分追いかけられる! 『暁』はDVDが出ているし『極夜』は今月末にはDVD発売予定、最新作『悠久』はなんとネットで冒頭20分が無料で観られるし全編有料配信中だ!(2017年10月5日時点での情報です)

 『メサイア』登場人物は出自やら過去に闇を抱えている人物が多いが、どうも万夜様はそれまでとは別方向の闇を見せている。ミステリアスで暗い過去を抱えたキャラが好きな方、結構いるでしょう? 万夜様おすすめですよ! あ、ちなみに、一度目の死因は新興宗教団体の信者による滅多刺しだ。おまけに戸籍がない疑惑もある。基本プロフィールに闇の上乗せしてどうするの万夜様。

 

 ③性格

 正直言おう。

 

 万夜様は性格に難がある。信者の贔屓目で見たってそう思う。

 

 なんというか、(現段階では)思ったことをすぐ言ってしまわれる。悪い意味で素直な方なのだ。しかも初期はサボりがちというか…同期と比べて不真面目。で、その発言が癪に障るというか……不謹慎なことだったり……反感買うような発言だったり……実際そんな発言を何度もしては同期の「柚木 小太郎(ゆぎ こたろう)」(比較的常識人)に叱られている(でもやめない)。傲岸不遜と表現したらいいのか……「万夜様」呼びの由来のもう一つ、ド新人時代の万夜様が『極夜』で全然打ち解けていない先輩サクラ候補生に対して

 

 

「万夜様って呼んでよ! まよたーんでもいい!」  

 

 

 とか言う場面があるのだ。  

 

 本当に。  

 

 マジで。私の幻聴ではない。(だから万夜様好きは彼のことを「万夜様」と呼ぶのだ。御本人がそう呼んでと仰っているからにはそう呼ぶしかあるまい)

 ちなみにこの後先輩に「ふざけてんのか」って言われてました。至極真っ当な反応である。

 映画館でこれ聞いた時(まだ万夜様の簡単なプロフィールしか知らなかった。動く初万夜様だったのだ)びっくりしたわ。まだ親しくもなってない先輩に至近距離でこんなこと言うんですよ。しかもこれ万夜様御本人としては冗談じゃなくて本気だと思う。こわ。

 でも少し考えてほしい。

 ②で述べた通り、万夜様は山中でご神体様をされていた身だ。で、21歳(推定)の時に刺殺、その後の蘇生処置を経てサクラ候補生になるのだが……どうも世間一般に「学校」と呼ばれている場所には通ったことがないようなのだ。「ご神体様」という崇められる身分を持ち閉鎖空間で人生の殆どを過ごしてきた……つまり、万夜様に普通の感性が備わっているわけもない。元「ご神体様」がキリキリ真面目に働くわけがない。それを思うと、先に挙げたものは万夜様にとって「当たり前」なのだ。

 だがしかしそんな万夜様だって成長される。万夜様を少しでも「いいな」と思った方はとにかく『暁』・最新作『悠久』の2つは見てほしい。万夜様の成長がわかるし、『悠久』には過去最高に沼へと引き寄せる力を持った万夜様の見せ場(個人の感想)だってある。

 初期は少し癖の有るキャラが人間的に成長していく過程って良くないですか? そういうキャラが好みな方に言いたい。 万夜様はいいぞ!

 

 ④戦闘スタイル

 『メサイア』シリーズはその作品色もあってか殺陣が多い。登場人物は各々の戦闘スタイルを持っていて、万夜様のスタイルは蹴り主体のもの。メサイアスーツ(サクラ候補生の制服みたいなもの)は上着(?)の裾が膝上まで来ているので、万夜様が蹴る度にひらひらして美しい。舞のようですらある。

 そして更に、万夜様は敵を煽りがち…というか、サディストの気が滲み出ている。敵を足蹴にする時は微笑まれている。『暁』では倒れ込んだ敵の肩を叩き、自分の方へと意識を向けさせてから顔面を蹴り飛ばされていた。こわい。戦闘シーン以外だと仏頂面がスタンダードみたいなところがあるので、万夜様の微笑みは結構貴重だったりするのだ。信者としては万夜様が楽しまれている姿が好きなため万夜様参加の戦闘シーンは目が離せない。だが万夜様は露骨なサディストではない(露骨なサディスト(戦闘好きタイプ?)は他にいるのでそっちの方が好きな方は『悠久』を観てみよう!)のもいい。隠れサディスト(?)。慣れないうちは動き回る万夜様を見つけるのは大変かもしれないですが、そのためのDVD&配信だ。早戻しすればいい。繰り返し見ていると戦闘スタイルが皆違うことも見えてくると思う。

 美しく戦うサディスト(ちなみに銃も扱う)、好みに突き刺さる方絶対いるでしょう。 万夜様はいいぞ!!!

 

 以上、万夜様信者による万夜様ダイレクトマーケティングでした。 今回は「御池万夜」についてしか触れませんでしたが、万夜様を演じられている長江崚行さんの演技も大変良いのです。設定も良いのに長江さんの演技で魅力が何割増しになったのかもう考えることも出来ない。演技に関しては私は語れるほどの知識を持っていないのだけれど、とにかくいい。少なくとも私はそう思う。長江さん演じる万夜様の魅力、現時点での一番は『悠久』だと思います。『悠久』を観て欲しい。今を逃すと来年2月のDVD発売日まで観られません。万夜様が気になった方はとにかく『悠久』を……!!(『暁』→『悠久』と2つ観てもらうのが一番いいけど余裕ないって方は『悠久』だけでも観てほしい)

 この記事で万夜様が気になった方、今がチャンスです。次回作(未定)では万夜様と同期達のメイン回がほぼ約束されています。それまでに3作品の履修を済ませましょう。今から万夜様沼に落ちても大丈夫、生万夜様の供給はあります!(たぶん)

 更になんと今なら有料配信で『暁』『悠久』が3000円あれば観られます。DVDは一枚だけでもその二倍近くするのでお買い得です。「ちょっと気になる…でも買うほどじゃないかなぁ…」って方は『悠久』冒頭20分を観てから買うか買わないか再考してください! 「この記事で万夜様に魅力は感じなかったけど『メサイア』世界は気になる…」という方は全編購入をご検討ください!

 

 

 『暁乃刻』

 配信

 GyaO!ストア(1000円/7日間 11月7日まで) 

 舞台「メサイア-暁乃刻-」 - 動画|GYAO!ストア|アニメ

 

 DVD

   

 

外伝『極夜 –Polar Night-』(10月25日発売)

 

『悠久乃刻』

 配信

 GyaO!(冒頭20分無料版 10月31日まで) 

舞台「メサイア-悠久乃刻-」 プロモーション映像-動画[無料]|GYAO!|アニメ

 GyaO!(全編 2000円/5日間 11月5日まで) 

舞台「メサイア-悠久乃刻-」 アーカイブ配信(本編のみ) - 動画|GYAO!ストア|アニメ

 DMM(2000円/5日間 10月31日まで) 

DMM.com [舞台「メサイア ―悠久乃刻―」] 映画ドラマ動画